道ばたに落ちているお金を拾うには
みなさんこんにちは。
かめすけです。
今日は投資関係のお話です。
今、海運業界が熱いですね~
商船三井が今期決算で年間配当金を20円⇒550円に
凄すぎる…((((;゚Д゚)))))))
当然の様に市場も反応して、
・商船三井
・日本郵船
株価爆上がりでございます。お祭り騒ぎです。
もともと銘柄を保有していた方たちは、売ってもよし!このまま保持して配当を待ってもよし!の天国のような世界を味わっているのでしょう。
かめすけは一株も持っていませんので、指をくわえて眺めておりますが…
ただ…チャートを見てもらうと分かるようにそもそもこの二社の株価って、なかなかうだつの上がらない日本の株価なはずなのに3月から7月まで右肩上がりを続けているんですね。
つまり、このお祭り騒ぎを予め予見していた人たちがいる…という事なんです。
どこからか…というと
投資の世界にはバルチック海運指数というものがありまして…簡潔に言うと『荷物を運ぶ船を借りるのにかかる金額を表した指数』なんですが
そもそもコンテナ船って
「ちょっと、アメリカに荷物届けたいから新しく船が必要だな~。近所のコンビニで買ってくるか」
なんてノリで準備できるものではないですよね。
一隻作るには膨大な費用とそこそこの時間がかかります。
だから、好景気で荷物をたくさん運びたい!!って人が増えればバルチック海運指数は上がりますし、不景気で船が余っちゃう!!ってなればこの指数は下がるわけです。
だから、これまでは『バルチック海運指数は世界経済を写す鏡』なんて呼ばれたりしてきました。
んで、今回のコロナ騒ぎの時にこの指数がどうなっていたかというと…過去最高値を更新したり高値水準が続いたりしていたんですね。
(引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/BDIY:IND)
割と早い段階からニュースにもなっていました…コロナで不景気なはずなのに海運指数が下がらない⇒株価も反応に困ってる的な内容で。
背景にあるのが
・巣篭りによってネットショッピングが活用されて物の需要が落ちなかった
・各国が給付金をバンバン国民に出したことで法人の財務は悪化している一方で個人の消費は落ち込まなかった
・スエズ運河が便秘になって船の運用にずれが出た
等々、諸説あるのですが…
不景気なはずなのに海運指数が下がらない。
かめすけはもともと経済系のニュースを見るのが好きなのでそのニュースを見ながら「最近の経済はわけわからんな~」と思っていたのですが…
優秀な投資家の皆さんは、そのニュースから「これって海運系がめっちゃ儲かるって事やん!!」ってコツコツ買いためていた訳なのでしょう。
凄すぎる…((((;゚Д゚)))))))
3月の段階で3000円だった株価が今、6000円です。一単元(100株)持っていたら30万が60万になったわけです。
道ばたに落ちてるお金を拾ったというか札束を拾ったようなものです。
今回の事で思ったのは「道ばたに落ちているお金を拾える人って情報を結び付けて次の次の世界を読める人なんだろうな」という事です。情報が溢れる今の社会で、本当に価値のある情報を自分の力で見つけて来て、その情報から思考を深めていく事ができれば、投資でもバンバン利益を上げていけるのでしょう。
道ばたに落ちているお金を逃さず拾える人間になりたいものです…
ということで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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