ゲリラ豪雨の終わりに
もの凄く天気が良かったのに、急にバケツをひっくり返したような雨が降ってきた。あと少ししたら買い出しに出ようかと思っていたから巻き込まれなかった自分の幸運に

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「まあ、日ごろの行いがいいからね」
と若干ドヤ顔をしつつ、ベランダから雨を避けて右往左往する人々の様子を観察していた。
実際には体験したことが無いが、外国のスコールのような雨というのだろうか。10分くらいダバーっと雨が降り、ゴォーっと風が吹いた後はあっという間に晴れた。
残されたのは『夏!!』って感じの空。
モコモコした雲と突き抜けるほどの青い空がどこまでも夏だなぁって感じだった。
風に煽られて雲の形はどんどん変わる。
なんか、柄にもなく『人間ってちっぽけなんだなぁ』なんて黄昏てしまった。
宇宙って規模で見れば、人間の営みなんて布団の中の埃くらいなもので
地球レベルで見れば、雨を避けて右往左往した人もたまたま雨を避けて家からその人々を観察していた自分も大差がないのだろう。
最近、自然災害が多い。大雨にしても、感染症にしても「自然の猛威の前にはヒトがいかに小さなものか」というのを思い知される。
だけど、それでも、同時に「自然の猛威の前でも、ヒトの小さな一歩が状況を変えられる」っていうのも短い人生だけど強く信じられるくらいにはいろいろな出来事を見聞きしてきた。前の災害の経験を踏まえた対策が、次の被害を防いだり……積み重ねられた研究が新たなワクチンを生み出したり。
人間の右往左往も捨てたもんじゃないんだぞって思っている。
感染症対策とか、いろいろなことを考えて予定していた結婚式をキャンセルした。
やってもやらなくても、宇宙レベルでみたら大した違いはないのかもしれない。だけど、小さな人間のちっぽけな右往左往が、少しでも早い感染収束に繋がってくれたらと願っている。
とういことで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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